口の小さなチワワの子犬には、どのくらいの粒が食べやすいのでしょうか。食事を残したり、少しずつしか食べなかったりすると、フード選びにも迷いますよね。
まずは今の月齢に合う、成長期の主食を選び、粒の食べやすさと、1日分を食べきれる量かを見比べましょう。以下の8商品は対象年齢や食感が異なり、アランズナチュラルドッグフード ラムは生後7か月以上が対象です。
3商品の対象年齢・特徴・価格を比較
チワワの子犬に合うドッグフードの選び方

チワワの子犬のフード選びでは、成長期に必要な栄養と小さな口での食べやすさを一緒に考えます。今食べているフードで困っていることがあれば、粒、食事量、袋の容量のどこを変えたいのかを決めると選びやすくなります。
対象月齢に合う総合栄養食を選ぶ
毎日の主食には、対象月齢に合う総合栄養食を基本に選びましょう。「子犬用」や「全年齢用」の表示に加え、成長期の食事として使えることを確かめます。輸入フードでは、成長期に対応する栄養基準の表示も見てください。
「小型犬用」「小粒」と書かれていても、成犬用の商品はあります。小さな粒かどうかと、子犬の主食に使えるかどうかは、それぞれ見る必要があります。生後7か月以上などの開始月齢がある商品は、愛犬がその月齢を迎えてから選びましょう。
粒の大きさ・形・硬さを食べ方に合わせる
粒を何度も口からこぼす、口に入れても食べ進めにくそうにする場合は、大きさや硬さが合っていないこともあります。直径だけでなく、厚みや形も見ると、愛犬が食べている様子と照らし合わせやすくなります。
たとえば、直径約10mmのリング型と「小粒」表記の商品では、選ぶときに分かる情報が異なります。寸法が分かれば今の粒と比べられますが、最終的には実際の食べ方を見て判断しましょう。硬い粒を食べにくそうにする子には、ドライをふやかす方法や、柔らかい総合栄養食もあります。
カロリーと給与量で食べきれるか確かめる
一度にたくさん食べにくいチワワの子犬では、必要なカロリーを何gでとれるかが大切です。袋にある「100gあたりのカロリー」と子犬向けの給与量表を合わせて見て、1日分を複数回に分けて食べられそうか考えます。
同じ重さでも、製品によってとれるカロリーは変わります。特にドライと水分の多いフードを替えるときは、今までと同じg数をそのまま与えず、新しい製品の給与量を起点にしてください。
原材料・無添加・グレインフリーの見方
原材料は、食べ慣れているものや、食事で避ける必要のあるものを見分けるために役立ちます。チキン、魚、ラムなどの主原料に加え、穀物や豆類を含む原材料全体を見ましょう。
「無添加」は何を使っていないのかまで読むと、商品同士の違いが分かります。グレインフリーも、穀物を使わないという特徴の一つです。成長期の栄養を満たし、愛犬が必要量を食べられることを軸に、原材料の希望を重ねて選んでください。
| 気になっていること | 優先して見るところ | 選び方 |
|---|---|---|
| 粒を口からこぼす | 直径・厚み・形 | 今の粒と比べ、口に収まりやすそうな形を選ぶ |
| 一度に少ししか食べられない | カロリーと1日の給与量 | 必要量を小分けにして食べられるか考える |
| 硬い粒を食べにくそうにする | ふやかしたときの硬さ・柔らかい食感 | ふやかす方法や、柔らかい総合栄養食を検討する |
| 大きな袋を使い切れるか心配 | 内容量と保存条件 | 1日の食事量から消費日数を見積もり、容量を決める |
チワワの子犬におすすめのドッグフード8選
このこのごはん|小型犬向けの総合栄養食

子犬からシニア犬まで使える総合栄養食で、内容量は1kg。食事量の少ないチワワで、2kg袋を使い切れるか気になるときにも選びやすい容量です。定期初回は1袋3,278円(税込)で、初回送料は無料です。
- 小型犬向けに開発されている
- ささみ・鹿肉・まぐろなどを使用
- 国内工場で製造から包装まで行っている
- 2回目は初回発送の2週間後に2袋届き、支払額は送料込みで7,406円(税込)です。定期購入は自動更新ですが、初回購入後でも停止・休止できます。
小型犬向けの設計を重視し、まずは1kgの袋で子犬の主食を選びたい人におすすめです。
モグワン|直径約10mmのリング型

チキンとサーモンを組み合わせた、全犬種・全年齢向けのドライフードです。100gあたり354.5kcal。粒の寸法が分かるので、今食べているフードと比べながら、小さな口に合いそうか考えられます。通常購入は1.8kgで5,940円(税込)、送料880円です。
- チキン&サーモンを56.5%配合
- リング型で直径約10mm・厚さ約4.5mmと寸法が分かる
- 香料・着色料不使用
- 直径約10mmの粒が食べやすいかは個体差があるため、幼い子は硬さの調整も考えたい
チキンと魚を組み合わせたフードを選び、粒の大きさも具体的に比べたい人におすすめです。
カナガンドッグフードチキン|100gあたり376kcal

全犬種・全年齢に対応し、100gあたり376kcalのドライフードです。一度に食べる量が少ないチワワでは、現在のフードとカロリーを比べ、1日分を何gでとれるか考える手がかりになります。通常価格は2kgで5,456円(税込)です。
- チキン生肉26%・乾燥チキン25%を使用
- 炭水化物源にサツマイモを使用
- リング型で直径約10mm・厚さ約4.5mmと寸法が分かる
- 2kg入りのため、食事量が少ない子は開封後に使い切るまでの日数を見積もりたい
チキン主体のフードで、愛犬が食べられる重さと必要なカロリーを照らし合わせて選びたい人におすすめです。
CP チキン&ターキー(小粒) 2kg|子犬から成犬向け

小型〜中型犬向けの小粒タイプで、子犬から成犬までが対象です。チキンとターキーを中心としたレシピで、100gあたり364kcal。小粒のドライを探し、食べ方に合わせてふやかしながら与えたい場合にも検討できます。通常注文は2kgで4,620円(税込)、送料別です。
- 小型〜中型犬向けの小粒タイプ
- たんぱく質の60%以上が肉由来
- 人工香料不使用
- 小粒でも硬さが合うとは限らないため、食べにくそうならふやかす調整が必要
チキン・ターキーを使ったフードで、小粒タイプから選びたい人におすすめです。
PETOKOTO FOODS フレッシュドッグフード チキン|柔らかい冷凍タイプ

硬い粒を口にしにくい子に、ふやかしたドライとは違う食感を選びたいときに向くフードです。全犬種・全年齢対応で、国産鶏肉を中心に野菜などを組み合わせています。100gあたり130kcal、通常購入は100g×12パックで8,600円(税込)です。
- 食材を細かくカットし、スチームで柔らかく仕上げている
- 主食に使える総合栄養食
- 国産鶏肉を主原料に使用
- 未開封は−18℃以下で冷凍保存するため、冷凍庫の空きと解凍の準備が必要
- ドライと同じg数で置き換えず、130kcal/100gに合わせて給与量を見直す必要がある
柔らかい食感の主食を選び、冷凍保存と解凍の手間を日々の食事に組み込める人におすすめです。
うまか|鶏肉には九州産の華味鳥を使用

鶏肉に玄米・大麦などを組み合わせた、全年齢対応の総合栄養食です。鶏肉の由来を重視し、穀物を含むレシピから選びたい場合に向いています。100gあたり350kcalで、単品購入は1.5kgで5,478円(税込)です。
- 使用する鶏肉は九州産の華味鳥100%
- オイルコーティングなし
- 着色料不使用
- 単品1袋の購入では送料935円(税込)が別途かかる
鶏肉の産地や銘柄、オイルコーティングの有無を重視して主食を選びたい人におすすめです。
アカナ パシフィカドッグ 2kg|動物原材料は魚のみ

ニシン、サーモン、カレイ、ヘイク、メバルなどを使った、全犬種・全年齢向けのフードです。チキン中心のレシピ以外から選びたいときに、原材料の違いが分かりやすい商品。エネルギーは100g換算で354.5kcal、通常購入は2kgで7,370円(税込)です。
- 動物原材料は魚のみ
- 動物原材料を70%配合
- 人工香料不使用
- 商品代に送料770円(税込)が別途かかるため、継続時の食費は送料込みで考えたい
鶏肉中心のフードから選択肢を広げ、魚を使った全年齢対応の主食を探している人におすすめです。
アランズナチュラルドッグフード ラム 2kg|生後7か月以上・ラム40%配合

生後7か月以上のチワワで、ラム中心のフードを選びたいときに検討できる商品です。9種類の原材料に絞ったレシピなので、何を使っているかを把握しながら選べます。100gあたり341kcal、通常価格は2kgで5,852円(税込)です。
- ラムを40%配合
- 9種類の原材料に絞ったレシピ
- 穀物不使用
- 生後7か月未満の子犬は対象外
生後7か月を迎え、原材料の種類を絞ったラム主体のフードを選びたい人におすすめです。
市販・通販で買うときの費用と容量
店頭では対象月齢・栄養表示・給与量を見る
店頭で買うときは、袋の正面にある「小型犬用」だけで決めず、裏面の対象月齢・栄養表示・子犬向けの給与量まで読みましょう。同じブランドにも成犬用や別サイズの商品があるため、商品名と種類を合わせて見ます。
通販でも、商品画像だけでなく、購入する種類の説明や給与量表を読んでから注文してください。食べ慣れたフードを買い足す場合も、内容量や対象年齢が同じものかを確かめると取り違えを防げます。
1日分の食費と送料・定期購入の条件を見る
少量を食べるチワワでは、袋の価格に加えて愛犬の1日分にいくらかかるかを計算すると、続けられる予算が見えてきます。目安は、袋の価格÷内容量(g)×1日の給与量(g)です。
たとえば、モグワンの通常購入は1.8kgで5,940円なので、1gあたり3.3円です。愛犬に与える1日分のg数に3.3円を掛ければ、送料を除く1日分の食費が分かります。ドライと冷凍タイプはカロリーが異なるため、それぞれの給与量で計算しましょう。
掲載価格には通常購入と定期初回の価格が含まれます。このこのごはんの3,278円は定期初回1袋の条件です。定期購入では、2回目以降の金額、送料、配送間隔、停止や休止の手続きまで見ておくと、食べるペースに合わせやすくなります。
食べきれる容量と保存方法を確認する
袋を使い切るまでの日数は、内容量(g)÷1日に使う量(g)で見積もれます。1日の食事量が少ない子ほど、大袋を長く使うことになるため、開封後の保存条件と合わせて容量を決めましょう。
ドライは袋の口をしっかり閉じ、製品の案内に沿って湿気や直射日光を避けて保存します。まとめ買いをする場合は、未開封の袋を置く場所と賞味期限も考えてください。
冷凍タイプでは、冷凍庫に収まる量と解凍後に使い切れる量が大切です。送料のために量を増やす前に、保存できて食べきれるかを見ておきましょう。
チワワの子犬に与えるドッグフードの量と回数

1日の量は給与量表と成長具合で調整する
最初の1日量は、使う製品の子犬向け給与量表から決めます。月齢と現在の体重を記録し、表が「現在の体重」と「成犬時の予想体重」のどちらを基準にしているかも読みましょう。
表示が1日分なのか1食分なのかを確かめ、1日分なら食事回数で分けます。体の小さなチワワでは、目分量で足した数gも食事全体に影響するため、キッチンスケールでg単位に量ると調整しやすくなります。
食事を小分けにし、長時間の空腹を避ける
お迎え直後は、まず迎え先で続けていた食事回数を保ちましょう。幼いうちは1日3〜4回を目安に小分けにし、成長と1回に食べられる量に合わせて回数を見直します。
一度に食べきれない子は、日中にも食事の機会を設けるなど、1日分を無理なくとれる配分にします。回数を減らすときも、1回の量を増やして食べきれるか、食事の間隔が長くなっても体調に変化がないかを見ながら進めてください。
体重・体つき・便を見ながら量を見直す
給与量表は出発点です。成長中は体重が変わるため、できるだけ同じ条件で定期的に量り、体重の推移と実際に食べた量を一緒に残しましょう。
体重だけでなく、肋骨の触れ方や体つき、便の状態も手がかりになります。[1]便の変化が続く、体重が増えない、体重が減るときは、量だけで解決しようとせず獣医師に相談してください。記録があると、食事量が足りているかを相談しやすくなります。
成犬用への切り替えは成長と対象年齢で判断する
成犬用への切り替えは、使っているフードの対象月齢と、愛犬の成長が落ち着いてきたかを合わせて考えます。「チワワだから必ずこの月齢」と一律に決めず、判断に迷うときは健診時に体つきも見てもらいましょう。
全年齢用を食べている場合は、成犬になったときに必ず商品を替える必要はありません。その製品を続ける場合も、成長段階に合わせて給与量を見直します。別の商品へ替える場合は、新しいフードのカロリーと給与量を基準にしてください。
参考:Merck Veterinary Manual「Puppy Care」
ドッグフードのふやかし方と切り替え方

ぬるま湯でふやかして芯の硬さと温度を確かめる
ふやかすときは、水を加える前にフードの重さを量ります。水分を吸ったあとの重さで量ると、与えたフードの量が分からなくなるためです。
- 1食分のドライフードを量って器に入れる。
- ぬるま湯を加え、粒の中まで水分が入るのを待つ。
- 粒をつぶして芯の硬さを確かめ、食べ慣れた硬さに調整する。
- 全体を混ぜ、熱くないことを確かめてから与える。
柔らかくなるまでの時間は粒によって異なります。表面だけでなく芯まで確かめることを大切にし、愛犬が口に運びやすい状態にしてください。
ふやかしたフードは毎食用意し、残りは片付ける
ふやかしたフードは、食事のたびに用意しましょう。食べ終わったら残りを片付け、器を洗います。食べ残しをそのまま置いたり、次の食事に継ぎ足したりするのは避けてください。
少しずつしか食べられない子も、1回に出す量を調整しながら、清潔な状態で食べられるようにします。冷凍やウェットのフードは、解凍方法や開封後の保存方法をそれぞれの表示に合わせてください。
硬い粒に替える時期は噛み方と便で判断する
ドライのまま与える練習は、今の硬さで無理なく食べられているかを見て始めます。食べられる月齢になったからと急に替えず、加えるぬるま湯やふやかす時間を少しずつ減らしていきましょう。
粒を口からこぼす、食べるのをためらう、食べる量が減る場合は、いったん食べ慣れた硬さへ戻します。食欲や便の状態も見ながら、その子の進み方に合わせてください。
新しいフードは慣れたものに少しずつ混ぜる
お迎え直後は生活環境が変わるため、まずは迎え先で食べていたフードと与え方を引き継ぐと、食事の変化を抑えられます。商品名だけでなく、1日量、食事回数、ふやかしていたかも聞いておきましょう。
新しいフードは元のフードへ少量混ぜ、便や食欲に変化がないかを見ながら割合を増やします。「少量を混ぜる→半分程度にする→新しいフードを多めにする」と段階をつくると進めやすくなります。
新旧のフードでカロリーが異なる場合は、それぞれの給与量も見ながら調整します。下痢や食欲低下が起きたら切り替えを急がず、体調に応じて獣医師へ相談してください。
チワワの子犬がドッグフードを食べないときの対処法
ぐったり・震え・ふらつきがあればすぐ動物病院へ連絡
チワワのような体の小さな子犬は、食べられない状態が続くと低血糖を起こすことがあります。ぐったりする、震える、ふらつく様子があれば、すぐに動物病院へ連絡してください。
反応が鈍い、立てない、意識がはっきりしないときは、口に食べ物や水を無理に入れず、病院の指示を受けましょう。食べさせ方を工夫するより先に、受診を急ぐ場面です。
元気でも食べない状態が続けば、早めに獣医師へ相談
いつもの食事をほとんど口にしないときは、見た目に元気があっても早めに動物病院へ相談しましょう。月齢や体の大きさによって対応が変わるため、何時間まで待つかを一律に決めないことが大切です。
連絡するときは、月齢、体重、最後に食べた時刻と量、水が飲めているか、嘔吐や下痢の有無を伝えます。水も飲めない、嘔吐や下痢がある場合は、その症状も含めて速やかに相談してください。
粒の硬さ・保存状態・食事環境・おやつを見直す
体調に問題がない場合は、食べにくさと食事環境を見直します。口から粒をこぼしていないか、ふやかした粒に硬い芯が残っていないかを見て、食べ慣れた状態へ調整しましょう。
開封後の保存方法やにおいの変化、器の汚れも確かめます。周りの音や人の動きが気になるようなら、落ち着いて食べられる場所に器を置いてください。
家族が別々におやつを与えていると、食べた量を把握しにくくなります。おやつを含め、誰が何をどれだけ与えたかを共有すると、主食を残す理由を考えやすくなります。
ウェットフード・トッピングは栄養と総カロリーを調整
柔らかいフードを主食として使うなら、成長期に対応する総合栄養食を選びます。ドライから置き換える場合は、新しい製品の給与量を基準に、少しずつ切り替えてください。
トッピングを添える場合は、その分も1日のカロリーに含めます。「一般食」「副食」などを多く加えて主食を大きく減らすと、成長期に必要な栄養のバランスが変わるため、主食との配分に気をつけましょう。
柔らかくすると食べる場合も、食べたかどうかに加えて1日分をどれだけとれたかを量っておくと、次の食事や相談時の判断に役立ちます。
-
[1]
WSAVA Global Nutrition Guidelines
(国際獣医療団体)

