「散歩の時間は減ったのに、体重が増えてきた」「小さな粒でも残すようになった」。シニアのチワワの食事に変化が出ると、今のドッグフードを続けてよいのか迷いますよね。
選ぶ軸は、体重や筋肉を保てるかと、無理なく食べられるか。太り気味ならカロリーと食事量を、食べにくそうなら粒と口の状態を見直しましょう。シニア用への変更は、年齢だけで決める必要はありません。比較する10商品には、シニア向け・全年齢対応のフードと、シニア期への適合を個別に判断したい成犬用のフードがあります。10商品すべてがシニア専用ではないため、10商品の対象年齢も見ながら選びましょう。
シニアのチワワの食事に選べる3商品を比較
シニアのチワワのドッグフード10商品を比較
このこのごはん|直径約7〜8mmの小粒

シニア専用に絞らず、小型犬向けの主食から選びたいときに使いやすいフードです。子犬からシニアまで対応しているため、年齢を重ねても、体型や食べ方に合っていれば続けられます。今の粒と大きさを比べ、愛犬が無理なく口に入れられるかを見て選びましょう。
- 粒の直径は約7〜8mmで、小さめの粒を探しやすい
- 主食として使える総合栄養食
- ささみ・鹿肉・まぐろなどを使用
- 複数の肉や魚を使うため、避けたい原材料がある犬は原材料欄の確認が必要
- 定期初回は1kg・3,278円で送料無料。2回目は初回発送の2週間後に2袋が届き、送料850円を含め7,406円。継続時は商品代11,000円以上で送料無料となる
- 定期は自動更新。1回の購入でも停止・休止できるが、手続きの連絡期限と次回発送予定日を確かめておきたい
小型犬向けの小粒と、シニア期も使える主食を重視する飼い主におすすめです。
ミシュワン 成犬用ドッグフード(国産鶏肉&馬肉入り)|厚さ約2.5mmの小粒

粒の直径だけでなく、厚みも比べて選びたいチワワに注目したいフードです。商品名は成犬用で、主な推奨年齢は生後2ヶ月〜7歳ですが、生後2ヶ月以上の全年齢に与えられます。100gあたり352kcal、たんぱく質21.5%以上、脂質9.5%以上です。
- 約9mm×6mm、厚さ約2.5mmの薄い粒
- 国産かつお節を使用
- 緑イ貝や乳酸菌を配合
- 薄い粒でも食べやすさには個体差があり、歯や口に痛みがある場合は治療が優先
- 定期価格は1kg・3,360円。送料無料は1回の届け分が11,000円以上のため、1袋で続ける場合は送料を含む支払額を確認したい
現在のフードの厚みが気になり、薄い粒を試したいシニアのチワワに向いています。
モグワン|チキン&サーモンを配合した全年齢対応

鶏肉と魚を組み合わせた主原料を選びたい家庭に向く、全年齢対応のフードです。100gあたり354.5kcal、たんぱく質27%以上、脂質10%以上。内容量は1.8kgなので、食べる量の少ないチワワでは、使い切るまでの期間も考えて購入すると扱いやすくなります。
- チキン&サーモンを56.5%配合
- 直径約10mm、厚さ約4.5mmのリング型で、今の粒と形を比べられる
- 粒は直径約10mmあり、より小さい粒に慣れたチワワは食べ方を見て判断したい
- 通常購入は1.8kg・5,940円に送料880円。定期1袋は5,346円に送料880円で、袋数により割引が変わる。2袋以上かつ合計10,000円以上で送料無料となる
チキンとサーモンを使ったフードを選びたい、リング型の粒を無理なく食べられるチワワにおすすめです。
カナガンドッグフードチキン|100gあたり376kcal

食事量が少なめで、カロリー密度も見ながら選びたい場合に比較しやすいフードです。放し飼いチキンを使い、100gあたり376kcal、たんぱく質29%以上、脂質15%以上。必要なエネルギーを食べきれる量に収められるかで考えましょう。
- 全犬種・全年齢に対応
- グルコサミン、コンドロイチン硫酸、MSMを配合
- リング型の粒は直径約10mm、厚さ約4.5mm。口に合う大きさかを見たい
- 体重が増えやすい犬では、給与量とおやつを含めたカロリー管理が必要
- 通常価格は2kg・5,456円。定期割引があり、送料を含む最終的な支払額は購入時に確認したい
少なめの食事量でエネルギーをとれるフードを探している家庭に向きます。
シニアのためのこのこのごはん|低脂質・低カロリー

散歩量が減り、以前と同じ食事では体重が増えやすくなったチワワに検討しやすいシニア向けフードです。1歳以上で体型管理が必要な犬にも対応しています。食べる量が落ちて痩せてきた犬では、カロリーを控えることが合うかを先に考えましょう。
- 低脂質・低カロリー設計
- 香料・着色料・保存料を使用していない
- 幼犬には非推奨。シニア犬でも、体重を増やしたい場合は選び方が変わる
- 定期2回目の標準配送は、初回発送の2週間後に1kg×2袋。商品代7,040円、送料850円で支払総額は7,890円
- 定期は自動更新で、1回の購入から停止・休止可能。2回目以降は袋数や間隔を変更できる。キャンセルの連絡期限は公式案内の「次回発送予定日から10日を過ぎる前まで」を確認したい
食欲はあるものの、活動量が減って体重管理を見直したいシニアのチワワにおすすめです。
アカナ アダルトスモールブリードレシピ 340g|340gの少量包装

今の成犬用をシニア期も続けてよいか考える際に、比較したい小型犬向けフードです。100gあたり351kcal、たんぱく質31%以上、脂質17%以上。年齢表示は成犬用なので、体型や筋肉、持病に合うかを見て継続の適否を判断します。[1]
- 小型犬向けの小粒タイプ
- 340g入りで、少量ずつ購入できる
- 動物原材料を60%配合
- シニア専用・全年齢用ではなく、小型犬の成犬向け
- 340g・1,408円に送料770円がかかり、1袋購入時の合計は2,178円。少量包装でも送料を含めて比較したい
小型犬用の小粒を食べ慣れていて、食べる量に合わせて少量ずつ購入したい飼い主に向いています。
アカナ パシフィカドッグ 2kg|動物原材料は魚のみ

肉中心のフードとは主原料を変え、魚を軸に選びたいときに違いが分かりやすい商品です。全犬種・全年齢に対応し、100gあたり354.5kcal、たんぱく質35%以上です。
- 動物原材料はニシン、サーモン、カレイなどの魚のみ
- 動物原材料を70%配合
- 魚を使っていることだけで、アレルギーへの適合は判断できない
- 内容量は2kg。少食のチワワでは開封後に使い切るまでの期間を考えたい
- 通常価格7,370円に送料770円がかかり、1袋購入時の合計は8,140円
魚を主な動物原材料にした全年齢対応フードを選びたい飼い主におすすめです。
ロイヤルカナン チワワ 成犬用 800g|犬種専用の総合栄養食

犬種専用フードを食べているチワワが、シニア期も続けられるか見直す際の比較対象です。100gあたり393kcal、たんぱく質26%以上、脂質14%以上。体重が増えている場合は、以前と同じ盛り方を続けず、摂取カロリーを確かめたい商品です。
- チワワ向けの犬種専用総合栄養食
- 包装時に窒素を充填し、製品の酸化に配慮
- 対象は成犬。チワワ専用でも、シニア期の体調に合うかは別途判断が必要
- 800g・2,319円に配送料500円がかかり、1袋購入時は合計2,819円。購入合計が5,500円(税込)以上で送料無料となる
食べ慣れたチワワ用フードの継続を考えており、体重や食事量も合わせて見直したい飼い主に向いています。
うまか|100gあたり350kcalの総合栄養食

主原料の鶏肉やカロリーを見て、毎日の主食を選びたい家庭に向くフードです。全年齢対応で、100gあたり350kcal、たんぱく質21.4%以上、脂質9.5%以上。食事量を管理しながらシニア期も使える総合栄養食です。
- 使用する鶏肉は九州産の華味鳥100%
- ノンオイルコーティング
- 小麦グルテンフリー
- 玄米や大麦を含むため、穀物不使用を求める場合には合わない
- 単品1.5kg・5,478円に送料935円がかかり、1袋購入時は合計6,413円。商品代9,000円以上で送料無料。代引き・後払いは別途手数料330円
鶏肉や米・大麦を問題なく食べられ、全年齢用の総合栄養食を探しているチワワにおすすめです。
CP チキン&ターキー(小粒) 2kg|子犬〜成犬向け

チキンとターキーを中心にした、小型〜中型犬向けの小粒フードです。対象年齢は子犬〜成犬で、100gあたり364kcal、たんぱく質30%以上、脂質15.5%以上。これまで食べていた犬も、活動量や体型が変わった時点で継続を見直しましょう。
- チキンとターキーを中心に構成
- たんぱく質の60%以上が肉由来
- 小型〜中型犬向けの小粒タイプ
- 通常購入は2kg・4,620円に送料550円がかかり、1袋購入時の合計は5,170円
チキンとターキーを中心とした原材料と、小型犬向けの小粒を重視する飼い主に向いています。
シニアのチワワに合うドッグフードの選び方

シニアのチワワには、年齢表示よりも今の食事で何に困っているかを起点に選ぶと、商品の違いが役立ちます。体重が増えた犬と、少ししか食べられず痩せてきた犬では、選びたいフードも変わります。
| 今の様子 | 選ぶときの軸 | 一緒に見直すこと |
|---|---|---|
| 散歩量が減り、太ってきた | カロリーと脂質、無理なく続けられる給与量 | おやつや家族からのひと口も含めた摂取量 |
| 一度に少量しか食べられない | 少ない量で必要なエネルギーをとれるか | 食事回数と、食欲が落ちた原因 |
| 粒を口から落とす、硬いものを避ける | 粒の厚み・硬さ、ふやかしやすさ | 歯や口に痛みがないか |
| 体重も食べ方も安定している | 今の主食の栄養と対象年齢 | 体型・筋肉・便の状態 |
主食の栄養と対象年齢を確かめる
毎日の主食には、「総合栄養食」など、必要な栄養を満たすことが分かる表示と対象年齢を確かめましょう。おかずやトッピング向けのフードは、それだけで主食にできるとは限りません。
全年齢対応のフードを問題なく食べ、体重や便の状態も安定しているなら、シニア期も今の主食を続けて様子を見ましょう。一方、成犬用を続ける場合は、現在の体型や持病に合っているかを見直します。「チワワ専用」「小型犬用」という表示も、シニア期への適合を判断する材料の一つです。
体型と食べる量に合うカロリーを選ぶ
散歩が短くなり、以前と同じ量で太りやすくなったチワワには、カロリーを控えたフードが選びやすくなります。毎日の摂取カロリーは与える量でも変わるため、100gあたりの数値と実際に与えるグラム数をセットで見てください。
反対に、少ししか食べられず体重が落ちている犬では、食べきれる量で必要なエネルギーをとれるかを重視しましょう。食欲低下の原因を診てもらったうえで、食事を見直してください。
健康なシニア犬のたんぱく質を、年齢だけで一律に減らす必要はありません。体重が変わらなくても筋肉が減ることがあるため、背中や腰、脚つきの変化も見ておきたいところです。
食べ方に合う粒の大きさ・厚み・硬さを選ぶ
口の小さなチワワでは、粒の直径が比較の手がかりになります。ただ、同じ小粒でも、丸みのある粒と薄い粒では口に入れたときの扱いやすさが変わります。今食べている粒を基準に、直径と厚みを比べると選びやすくなります。
食事中は、口からこぼさず食べられるか、食べるのに時間がかかっていないかも見てください。以前は食べていた硬い粒を急に避けるようになったときは、フード選びと合わせて口の状態を診てもらいましょう。
原材料とアレルギー歴を確かめる
まず確認したいのは、主な肉や魚、穀物などに、過去に体調を崩した原材料が含まれていないかです。動物原材料に魚のみを使う商品や、複数の肉を使う商品など、配合の違いを愛犬の食歴と照らし合わせましょう。
国産や穀物不使用を重視するときも、愛犬が食べられる原材料を使った商品から選びましょう。また、「小麦グルテンフリー」でも米や大麦を含む商品はあります。避ける必要のある原材料があるなら、表示名より原材料欄を優先してください。
腎臓病・心臓病では食事の指示を優先する
治療中のチワワでは、たんぱく質やリン、ナトリウムなどの調整が必要になる場合があります。市販のシニア用フードは、病気に合わせた療法食の代わりにはなりません。
切り替えを考えている商品があるときは、原材料、成分表示、カロリーが分かるパッケージや商品ページを獣医師に見せると相談しやすくなります。関節向けの成分などを配合していても、治療の代わりにはならないことも押さえておきましょう。
シニアのチワワに与えるドッグフードの量と回数

シニアのチワワの食事量は、商品の給与量を出発点に、体重と体型に合わせて調整します。小さな体では、毎回少し多く盛ることや、おやつの積み重ねも見過ごせません。
一日分の量とカロリーを確認する
まずパッケージの体重別給与量を確かめ、一日分をキッチンスケールで量りましょう。計量カップの目盛りや目分量では、粒の形によって入る重さが変わります。
フードを替えるときは、以前と同じグラム数をそのまま引き継がないようにします。たとえば同じ40gでも、350kcal/100gのフードなら140kcal、376kcal/100gのフードなら約150kcalです。一袋の価格や一食の見た目だけでなく、一日にとるエネルギーまで比べましょう。
体重・くびれ・筋肉の変化を見る
週に一度など、間隔を決めて同じ条件で体重を量ると、緩やかな増減に気づきやすくなります。数字と合わせて、上から見たくびれや肋骨の触れやすさ、背中・腰・脚の肉付きも見てください。
体重が増えてきたら、主食だけでなく、おやつやトッピングを含む量を振り返ります。痩せてきた場合は、単に盛る量を増やす前に、食べ残しや口の痛み、体調の変化がないかを確かめましょう。体重が同じでも筋肉が減ることはあるため、見た目が変わったと感じたら診察時に相談してください。
食べきれないときは食事を小分けにする
一回の食事を残すようになったチワワには、一日分を少量ずつに分ける方法があります。二回で食べきれないなら三回にするなど、生活に合わせて試しましょう。回数を増やしても、一日分の総量は増やしません。
おやつやトッピングも一日の摂取量に含めます。家族それぞれが少しずつ与えていると全体が分かりにくいため、その日に使う分を先に取り分けておくと管理しやすくなります。主食の一部を取り分けて、おやつとして使う方法もあります。
ドッグフードの切り替え方とふやかし方

便と食欲を見ながら少しずつ替える
新しいフードは一度に全量を替えず、一週間ほどを目安に少しずつ移行します。便が緩くなりやすい犬や食事の変化が苦手な犬では、さらに時間をかけましょう。
- 最初は今のフードを中心に、新しいフードを少量混ぜる。
- 便と食欲が安定していれば、新しいフードを半分程度へ増やす。
- その後も数日ずつ様子を見て、新しいフードを中心にする。
- 問題なく食べられたら、新しいフードだけにする。
それぞれのフードの給与量を基準に割合を調整し、混ぜる分だけ食事全体が増えないようにしてください。便が緩くなったら増やすのを止め、嘔吐や元気の低下、食欲不振がある場合は動物病院へ相談しましょう。
ふやかす前に量り、食べる直前に用意する
硬い粒を食べにくそうにするときは、量ったドライフードにぬるま湯を少しずつ加え、中心まで軟らかくしてみましょう。重さを量るのは、水を加える前です。加える水でかさが増えても、フード自体のカロリーは変わりません。
ふやけるまでの時間は商品によって異なるため、指やスプーンで粒の状態を確かめます。熱いまま与えず、食べられる温度になってから出してください。
ふやかしたフードは食べる分だけ用意し、食べ残しは早めに片付けます。長時間置いたものを次の食事へ回さず、食後は食器も洗いましょう。
シニアのチワワがドッグフードを食べないときは
急に食べなくなったら体調を確認する
シニアのチワワが急にほとんど食べなくなったときは、フードの好みが変わったと決めつけず、早めに動物病院へ相談してください。元気の低下、嘔吐、下痢、体重減少がある場合も、商品を替えて様子を見るより受診を優先します。
ぐったりしている、水も飲めない、繰り返し吐くときは、すぐに病院へ連絡しましょう。最後に普段どおり食べた時刻、食べた量、水の飲み方、便や嘔吐の様子を伝えると、状態を共有しやすくなります。
食べ方が変わったら歯や口を診てもらう
食器には近づくのに食べない、口に入れた粒を落とす、片側だけで噛むといった様子は、歯や口の違和感に気づく手がかりです。口臭の変化や出血がないかも見ておきましょう。
柔らかいものやおやつなら食べても、痛みがないとは限りません。ふやかすと食べられるようになった場合も、食べ方が変わった理由を診てもらうことが大切です。嫌がる口を無理に開けず、普段の食事の様子を動画に残すと相談に役立ちます。
体調に問題がなければ、香りと食事環境を整える
体調や口の問題がないと分かったら、食事を出す場所や食器を見直します。静かに食べられる場所に置き、食器が滑らないか、口を入れやすい大きさかを確かめましょう。
ドライフードをぬるま湯でふやかして香りを立たせたり、食べる分のウェットフードを人肌程度に温めたりする方法もあります。ウェットフードを主食にするなら、総合栄養食などの栄養表示と対象年齢を確かめて選んでください。
トッピングを増やして主食をほとんど食べなくなると、栄養の偏りにつながります。何をどれだけ食べたかを見ながら試し、食欲が戻らない場合や体重が落ちる場合は、再度獣医師に相談しましょう。
-
[1]
WSAVA Global Nutrition Guidelines
(国際獣医療団体)

