昨日は食べたのに、今日は残す。別のフードを買おうとしても、愛犬がどんな味を好きなのかわからないと迷いますよね。
好みを探る手掛かりは、香り・食感・粒の食べやすさです。食事量や体調を確かめたうえで、1種類ずつ少量で試し、繰り返しの反応を見ると、次に買う1袋を選びやすくなります。お試しセットも、確かめたい違いに合わせて選びましょう。
確かめたい違いで選ぶ、お試し3商品の比較
ドッグフードの好みを探る手掛かりは、香り・食感・粒の食べやすさ

愛犬の好みは、肉や魚の種類に加えて、香り・食感・口に入れやすさから探してみましょう。よく食べたフードと残したフードを比べると、次に試す方向が見えてきます。
よく食べたフードと残したフードの特徴を書き出す
よく食べたフードと残したフードの、商品名・風味・食感・粒の形を簡単にメモしましょう。
今の食事から、残した日だけでなく、よく食べた日の条件も記録しておきましょう。
肉や魚の種類が同じでも、ブランドによって香りや風味は異なる
同じチキン風味でも、ブランドが変わると香りや風味は異なります。肉や魚の種類だけでなく、商品ごとの反応を見ましょう。
ドライ・ウェットの食感や水分量への反応を見る
ドライの乾いた粒と、ウェットの水分を含む食感では、食べ方が変わることがあります。ウェットはよく食べる、ふやかしたドライなら食べ進めるといった反応があれば、水分の多い食感が次に試す手掛かりになります。
反対に、乾いた粒をそのままよく食べるなら、その食感を保ちながら風味の違いを試す方法もあります。
粒の大きさ・形・硬さも確かめる
粒を何度も落とす、口に入れにくそうにする場合は、大きさや形を見直しましょう。無理なく食べ進められる粒を探します。
好みを試す前に、食事量・おやつ・体調を確認する
新しい味を試す前に、普段の食事量、おやつ、保存状態、体調を確認しましょう。お腹が空いていないことや、いつもと違う環境が食べ方に関わっている場合もあります。
食事量とおやつ・トッピングを見直す
おやつやトッピングが多いと、主食の前に満腹になっていることもあります。袋の給与量を目安に、与えた量と残した量を確かめましょう。
家族で共有し、1日に口にしたもの全体を把握しましょう。
開封後の保存状態や食事環境の変化を確認する
開封時期や保存方法、いつもと違うにおいがしないかを確認し、傷みが疑われるフードは与えないでください。
器や食べる場所の変化も振り返り、落ち着いて食べられる環境を整えましょう。
急な食欲低下や痛そうな様子があれば受診を優先する
急に食欲が落ちた、食べようとすると痛そうにする、吐く、元気がないときは、早めに動物病院へ相談しましょう。
持病や食事制限がある犬は、獣医師の指示に沿ってフードを選びましょう。
参考:PETOKOTOの獣医師による食欲の解説、VCA動物病院の食欲低下に関する案内
少量ずつ試して、食べ方と食後の様子を見る

反応を比べるには、一度に変えることを少なくするのがコツです。新しいフードは少量から始めましょう。
食事の条件をそろえ、1種類ずつ少量で試す
食事時間や直前のおやつの量をなるべくそろえ、1回に1種類を少量ずつ試しましょう。
今のフードをふやかす・少し温める方法でも反応を見られる
今のドライフードをぬるま湯でふやかし、食べ方の変化を見る方法もあります。硬さや水分量、香りへの反応が手掛かりになります。
ウェットなどを少し温めると香りが立ち、よく反応する犬もいます。与える前に熱くないことを確認し、ふやかしたり温めたりするのは、その食事で使う分だけにしましょう。
試食も1日の食事量に含める
試食・おやつ・トッピングも1日の食事の一部です。試食のカロリーに合わせて、普段のフードやおやつの量を調整しましょう。[1]
食べさせるために、食事を抜いて無理に空腹にするのは避けましょう。
食べた量・別の日の反応・便や体調を記録する
食べ始めから食後までの様子を短くメモし、別の日にもよく食べるかを見ましょう。
| 見るところ | 記録すること |
|---|---|
| 食べ始め | においを嗅ぐだけか、口に入れるか、食べ始めるまでの様子 |
| 食事中 | 用意した量と残した量、粒を落とす・食べ進めにくそうな様子の有無 |
| 別の日の反応 | 似た条件でも食べるか、ふやかした場合などに変化があるか |
| 食後 | 便の状態、嘔吐の有無、普段どおりの元気があるか |
下痢や嘔吐が出たら試食をやめ、症状が続く場合や元気がない場合は獣医師へ相談しましょう。
愛犬の反応から、次に買う1袋やお試しセットを選ぶ
次の1袋は、よく食べた条件を手掛かりに、年齢に合う主食を少量から選びましょう。風味、食感、粒の形をすべて変えるよりも、気に入った特徴を残すと選びやすくなります。
好んだ香りや食感を手掛かりに、次に試すフードを絞る
「よく食べた特徴」を、次に買うフードの条件へ結び付けましょう。
| 愛犬の反応 | 次に試す方向 |
|---|---|
| ある風味のドライを繰り返しよく食べる | その商品の最小サイズや、食感・粒の特徴が近いドライの小袋 |
| ふやかしたフードやウェットをよく食べる | 水分の多いウェットや冷凍フレッシュフードの少量セット |
| 特定の大きさや形の粒を食べやすそうにする | 粒の形状を確認できるサンプルや小袋 |
主食には年齢に合う総合栄養食を選び、原材料も確認する
主食には、愛犬の年齢に合う総合栄養食を選びましょう。
避ける必要がある原材料は、風味名だけで判断せず、原材料一覧で確認しましょう。
サンプル・最小サイズ・複数種類のお試しセットを使い分ける
サンプルは最初の反応、小さい袋は続けて食べるか、複数種類のお試しセットは風味の違いを確かめるのに役立ちます。
食べきれる容量と続けやすい価格で選ぶ
食べきれる容量を選びましょう。冷凍フードは、冷凍庫の空きや解凍の手間も考えると続けやすくなります。
継続費用は、通常価格・1日に与える量・送料を合わせて考えましょう。
好みを確かめる目的で選べるドッグフードのお試し3商品
ペトコトフーズ お試しモニター定期便 冷凍4種セット|水分の多い食感と4種の風味を試せる

低温スチーム調理後に急速冷凍した総合栄養食で、水分の多い食感を試せます。定期初回は100g×4パック・税込970円です。
- 水分を含む調理済みの食感で、乾いた粒とは異なる食べ方を試せます。
- ビーフ・ポーク・チキン・フィッシュ各100gで、風味を1種類ずつ試せます。
- 主食にも少量のトッピングにも使え、今の食事に少しずつ取り入れられます。
- 冷凍庫に保管スペースが必要で、与える前に解凍する手間もかかります。
ふやかしたフードやウェットをよく食べる犬に向いています。
POCHI ザ・ドッグフード ベーシック トライアルセット|ドライ3種とウェットの食感を比べられる

全年齢向けの総合栄養食を、ドライとウェットの両方で試せるセットです。主食フードは計230gで、通常購入は税込500円です。
- ラム・3種のポルトリー・ワイルドサーモンのドライ各50gで、風味を比べられます。
- ウェット「鶏むね肉とレバーのランチ」80gも入り、ドライとの食感の違いを試せます。
- ウェットは「鶏むね肉とレバーのランチ」1種類のみなので、ウェット同士で風味の好みを比べることはできません。
ドライの風味と、ウェットの食感の両方を比べたいときにおすすめです。
ドッグフード工房 選べるお試し 小粒4種セット|小粒ドライ4種の風味を少量で比較

成犬向けの国産ドライフードを計200gで試せるセットです。通常購入は税込500円・送料無料です。
- 馬肉・鶏肉・野菜畑・鹿肉の4種類で、小粒ドライの風味を比べられます。
- 各50gの小袋に分かれており、試すものから順番に開封できます。
- 小麦不使用のセットではなく、「野菜畑」にも鶏肉を使っています。
小粒ドライを食べ慣れている成犬で、複数の風味を少しずつ試したい場合に向いています。
気に入ったフードは少しずつ切り替え、食べ続けられるか確かめる
気に入ったら、少量の試食から、普段の主食として食べる段階へ進みましょう。
今のフードに少しずつ混ぜ、便や体調に合わせて増やす
最初から新しいフードだけにせず、今のフードに少量を混ぜるところから始めます。製品の切り替え案内を参考に、1週間ほどを目安に段階的に割合を増やす方法があります。
便がゆるくなったら割合を増やさず、体調に合わせて進めましょう。
大袋を買う前に、小さい袋で継続して食べるかを見る
次は小さい袋で、普段の食事として食べ続けられるか、便や体調に変化がないかを確かめましょう。
食べムラが続くときは、記録をもとに食事や体調を見直す
食べムラが続くときは、食事量やおやつ、食べる時間、保存状態を記録から見直しましょう。
食事量が落ちたり体重が減ったりしたら、記録を持って獣医師へ相談しましょう。
-
[1]
WSAVA Global Nutrition Guidelines
(国際獣医療団体)

