「うちのラブに、結局どのドッグフードが合っているんだろう?」——そう思って検索したものの、候補が多すぎて選びきれない。そんな飼い主さんは本当に多いです。
ラブラドールは筋肉質で活発、そのうえ食いしん坊で太りやすく、大型犬ならではの関節の負担も気になります。だからこそ、小型犬向けの選び方をそのまま当てはめるとしっくりこないんですよね。
でも安心してください。ラブラドールのフード選びは、次の「4つの基準」を押さえるだけで一気に絞り込めます。まずはこの物差しを持つことが、失敗しない第一歩です。
🐕 ラブラドールのフードを選ぶ4つの基準
- ①動物性タンパク質が主原料か…筋肉と体格を支える土台。原材料の1番目に肉や魚が来るかを確認
- ②脂質と関節ケアのバランス…太りやすいので脂質は控えめに。グルコサミンなど関節成分があると心強い
- ③被毛・皮膚と体質への配慮…オメガ3などの必須脂肪酸、穀物・添加物のアレルギー配慮
- ④粒サイズ・ライフステージ・コスパ…大型犬に合う粒と栄養設計、給餌量が多い分の費用感
この基準を頭に入れたうえで、実際に候補となるフードを比べてみましょう。まずは本記事のおすすめ上位3商品を、ラブラドール目線でひと目で比較できるようにまとめました。
ラブラドールにおすすめのドッグフード TOP3
ラブラドールレトリバーのドッグフード選びで重視すべき基準

おすすめ商品を見る前に、まずは「なぜそれを選ぶのか」という物差しを整えておきましょう。ここが曖昧なままだと、どんなに人気のフードを見ても「本当にうちの子に合うの?」という不安が消えません。ラブラドール特有の事情から、4つの基準を順番に見ていきます。
動物性タンパク質が主原料か
ラブラドールは筋肉質でがっしりした体格を持つ大型犬。その体を支えるのは、なんといっても良質なタンパク質です。フードを選ぶときは、まず原材料表示の一番最初に肉や魚が来ているかを確認してください。
ドッグフードの原材料は、使用量の多い順に書かれるのがルール。だから先頭に「チキン」「サーモン」などの動物性素材が並んでいれば、タンパク源がしっかりしている証拠です。逆に穀物やイモ類が先頭に来ているものは、かさ増し寄りの設計の可能性があります。
関節ケア成分と脂質量のバランス
大型犬であるラブラドールは、体重が関節にかかりやすく、股関節などのトラブルが気になる犬種です。フードでできることには限界がありますが、グルコサミンやコンドロイチンといった関節サポート成分が入っていると、日々のケアの後押しになります。
同時に注意したいのが脂質。ラブラドールは食欲旺盛で太りやすいため、高脂質のフードを与え続けると肥満→関節への負担増、という悪循環になりかねません。「タンパク質はしっかり、脂質は摂りすぎない」——このバランスが選び分けのカギです。
被毛・皮膚と体質への配慮
ラブラドールは短毛ながら抜け毛が多く、皮膚のコンディションも気になるところ。艶やかな被毛を保つには、オメガ3・オメガ6などの必須脂肪酸が役立ちます。サーモンオイルやDHA/EPAを配合したフードは、この点で心強い味方です。
また、穀物や特定のタンパク源にアレルギー反応が出る子もいます。心配な場合は、穀物不使用(グレインフリー)や、タンパク源が明確なフードを選ぶと原因を切り分けやすくなります。まずは愛犬の体質を観察するところから始めましょう。
粒サイズ・ライフステージ・コスパ
大型犬は口も大きいので、粒が小さすぎると丸飲みしがち。噛む習慣をつけるためにも、ある程度の粒サイズがあるフードが向きます。とはいえ子犬や少食の子は小粒のほうが食べやすいこともあるので、愛犬の食べ方に合わせて選んでください。
そしてラブラドールならではの現実的な問題がコスパ。体が大きい分、1日の給餌量も多く、フード代は小型犬の何倍にもなります。「1袋の値段」だけでなく「1日あたり・1ヶ月あたりいくらか」で見ると、無理なく続けられるかどうかが判断しやすくなりますよ。
ラブラドールレトリバーにおすすめのドッグフード7選を比較
ここからは、先ほどの4つの基準を踏まえて選んだおすすめの7商品を紹介します。まずは全体像をつかめるよう一覧表にまとめ、そのあと1つずつ「ラブラドールに向くポイント」を解説していきます。
おすすめ7商品の比較表
| 商品名 | 主原料 | 対象・ライフステージ | 特徴 | 価格・内容量(税込) |
|---|---|---|---|---|
| オリジン オリジナル | 新鮮な家禽・魚(動物性85%) | 全犬種・全年齢 | 粗タンパク38%以上・DHA/EPA配合 | 2kg 7,480円 |
| カナガン チキン | チキン生肉26%+乾燥チキン25% | 全犬種・全年齢 | 穀物不使用・タンパク29%以上 | 2kg 5,456円 |
| モグワン | チキン&サーモン56.5% | 全犬種・全年齢 | 脂質10%と控えめ・香料着色料不使用 | 1.8kg 5,940円 |
| ニュートロ シュプレモ 子犬用 小粒 | チキンなどの肉が第一主原料 | 子犬用(全犬種) | ホリスティック・ブレンド設計 | 5.4kg 11,719円 |
| このこのごはん | ささみ・鹿肉・まぐろなど(国産) | 全年齢(小型犬向け設計) | ヒューマングレード・無添加 | 1kg 3,278円(定期) |
| ソルビダ グレインフリー チキン 室内成犬用 | オーガニックチキン | 室内飼育の成犬 | カロリー控えめ・穀物不使用 | 900g 2,970円 |
| アーテミス アガリクス I/S | チキンなど(アガリクス配合) | 全犬種・全年齢 | グルコサミン・コンドロイチン配合 | 1kg 2,750円 |
数字だけ見てもピンと来ないですよね。そこで「愛犬の悩み・状況」から選べる早見表も用意しました。
🔍 目的別おすすめ早見表
- とにかく高タンパクで体格を支えたい → オリジン オリジナル
- 穀物・添加物に配慮したい → カナガン チキン
- 食いつきと体重管理を両立したい → モグワン
- これから迎える子犬(パピー) → ニュートロ シュプレモ 子犬用
- 国産・無添加で少食の子に → このこのごはん
- 肥満・体重管理を優先したい → ソルビダ 室内成犬用
- 関節ケア成分を取り入れたい → アーテミス アガリクス I/S
それではここから、1商品ずつ詳しく見ていきましょう。

オリジナル (オリジン)
カナダ生まれの高タンパクフード。原材料の85%を新鮮・生の家禽類や魚が占め、筋肉質なラブラドールの体格をしっかり支えたい飼い主さんに向く1品です。
- 動物性原材料85%で粗タンパク38%以上とタンパク質が豊富
- DHA/EPA・オメガ3を配合し被毛や皮膚のケアをサポート
- 人工添加物不使用・天然の酸化防止剤を使用
- 2kgで7,480円と価格は高め。大型犬は消費が早く費用がかさみやすい
活発でしっかりした体格を、上質なタンパク質で支えたいラブラドールに
カナガンドッグフード チキン
イギリス産の穀物不使用フード。チキン生肉26%+乾燥チキン25%と動物性タンパクをたっぷり使い、穀物や添加物に配慮したい飼い主さんから支持されています。
- チキンを主原料にタンパク29%以上でしっかり動物性
- 穀物不使用で穀物アレルギーが気になる子にも配慮
- 定期コースなら注文金額に応じて10〜20%OFFで続けやすい
- 粒はリング型で直径約10mmとやや小さめ、丸飲みしやすい子は注意
穀物や添加物を避けつつ、高タンパクなフードを与えたい飼い主さんに

モグワンドッグフード (レティシアン)
チキン&サーモンを56.5%配合したイギリス産フード。脂質10%と控えめで、食いつきと体重管理を両立したいラブラドールにちょうどよいバランスです。
- チキン&サーモンでタンパク源が豊富、被毛ケアに嬉しいサーモン配合
- 脂質10%と控えめで太りやすい子の体重管理に配慮
- 香料・着色料不使用で余計な添加物を避けられる
- 1.8kgと大型犬には1袋の消費が早く、まとめ買いや定期利用が前提になりやすい
食いしん坊で太りやすいラブラドールの、体重管理と食いつきを両立させたい人に

ニュートロ シュプレモ 子犬用 小粒 5.4kg(600g×9袋) (Nutro)
厳選自然素材をブレンドしたホリスティック設計の子犬用フード。肉を第一主原料に使い、これから迎える大型犬パピーの成長期を支えます。
- ミートファースト製法で肉を第一主原料に使用
- 子犬期の栄養設計で成長期のラブラドールに対応
- 小粒タイプで食べ始めの子犬も食べやすい
- 子犬用のため成犬になったら成犬向けフードへの切り替えが必要
これからラブラドールの子犬を迎える、成長期の栄養を大切にしたい飼い主さんに

このこのごはん (コノコトトモニ)
人も食べられるヒューマングレードの国産総合栄養食。無添加にこだわり、少食の子や国産フードを求める飼い主さんに選ばれています。
- ヒューマングレードの肉・魚を使った国産・無添加設計
- 子犬からシニアまで対応できる全年齢用
- 香料・着色料・保存料など不使用で素材にこだわりたい人に
- もともと小型犬向けに開発された小粒設計で、1kg容量のため大型犬には割高になりやすい
国産・無添加を重視し、少食ぎみの子にじっくり与えたい飼い主さんに

ソルビダ グレインフリー チキン 室内飼育成犬用 (SOLVIDA)
室内飼育の成犬向けにカロリーを控えめに設計したグレインフリーフード。運動量が落ちて太りやすい子の体重管理を意識したい飼い主さんに向きます。
- 室内成犬向けにカロリー控えめで体重管理に配慮
- オーガニックチキンを主原料にした穀物不使用設計
- ユッカフォーム抽出物で体臭・便臭の軽減をサポート
- 採用サイズが900gと小容量で、大型犬は消費が早く大袋の検討が必要
室内でのんびり過ごし、太りやすくなった成犬の体重をケアしたい飼い主さんに

アーテミス アガリクス I/S (Artemis)
アガリクス茸を配合し、免疫と関節ケアを意識したプレミアムフード。グルコサミン・コンドロイチンを配合し、関節が気になる大型犬に取り入れやすい1品です。
- グルコサミン・コンドロイチン配合で関節ケアを意識
- EF-2001乳酸菌・サーモンオイルも配合した総合栄養食
- 1kg2,750円と比較的手に取りやすい価格帯
- 採用サイズが1kgのため、大型犬には大容量サイズ(3kg/6.8kgなど)の利用が現実的
関節や年齢のケアを意識しつつ、コスパも見て選びたい飼い主さんに
子犬・成犬・シニアで選ぶドッグフードはどう変わるか
ラブラドールは大型犬なので、成長段階による栄養要件の差がとても大きい犬種です。「昨日まで子犬だと思っていたら、あっという間に体重が倍に」なんてことも珍しくありません。ここではライフステージごとに、フード選びのポイントを整理します。
子犬(パピー)に合うフードと注意点
大型犬のパピーは、急激に体が大きくなる時期。エネルギーと栄養がたくさん必要な一方で、成長が早すぎると関節に負担がかかるため、カルシウムなどのミネラルバランスにも配慮された「子犬用」を選ぶのが基本です。
今回のおすすめの中では、ニュートロ シュプレモ 子犬用が子犬期の栄養設計に対応しています。オリジンやカナガン、モグワンのように全年齢対応のフードも子犬から使えますが、パッケージやメーカーの給餌ガイドで成長期の量をしっかり確認しましょう。
成犬に合うフード
体ができあがった成犬期は、太らせないことが最大のテーマ。運動量に見合ったカロリーで、タンパク質はしっかり・脂質は摂りすぎないフードが理想です。カナガンやモグワン、アーテミスなど全年齢対応のフードは、給餌量を調整することで成犬の体重維持に使いやすいでしょう。
室内でのんびり過ごす時間が長い子や、避妊・去勢後で太りやすくなった子には、カロリー控えめのソルビダ 室内成犬用のような設計も選択肢になります。
シニア犬に合うフード
シニア期に入ると運動量が落ち、必要カロリーも減っていきます。若い頃と同じ量を与え続けると太ってしまうので、量の見直しが欠かせません。合わせて、関節ケア成分や消化にやさしい設計、噛む力の低下に配慮した粒であるかも見ておきたいポイントです。
関節成分を配合したアーテミス アガリクス I/Sなどは、年齢を重ねた子のケアを意識したい飼い主さんに向いています。ただし持病がある場合は、切り替え前にかかりつけの獣医師に相談すると安心です。
ラブラドールに多い肥満・関節の悩みにフードはどこまで対応できるか

ラブラドールの飼い主さんが特に気にするのが「肥満」と「関節」。この2つは大型犬・食いしん坊という犬種特性と密接に関わっています。フードでどこまで対応できるのか、正直なところをお話しします。
肥満・体重管理とフードの関係
ラブラドールは「出されたら出されただけ食べる」タイプの子が多く、放っておくとすぐに体重が増えてしまいます。肥満は関節や心臓への負担につながるため、体重管理はフード選びの中心テーマです。
ポイントは脂質・カロリーの管理と、給餌量のコントロール。高タンパク・低〜中脂質のフードを選び、パッケージの目安量を守ることが基本です。モグワン(脂質10%)やカロリー控えめのソルビダ 室内成犬用は、体重が気になる子の候補になります。
ただし、どんなに優秀なフードでも「与えすぎ」たら太ります。おやつを含めた1日の総量を管理することが、実は一番効果的な肥満対策です。
関節ケアに役立つ成分
関節ケアで注目されるのがグルコサミン・コンドロイチン。軟骨の材料として知られる成分で、これらを配合したフードは日々のケアの一助になります。今回のおすすめではアーテミス アガリクス I/Sがこれらを配合しています。
ただし、ここは正直にお伝えしたいのですが、フードはあくまで健康維持のサポートであり、関節の病気を治療するものではありません。歩き方がおかしい、立ち上がりを嫌がるといったサインがあれば、フードで様子を見るより先に動物病院を受診してください。フードでできることと、医療に任せるべきことを切り分けるのが大切です。
給餌量・費用・入手方法など購入前に確認したい条件
ラブラドールは大型犬。フード選びの最後の関門が「どれだけ食べて、いくらかかるのか」という現実的な部分です。ここを把握しておかないと、良いフードを選んでも続けられません。購入前に確認しておきたい条件を整理します。
体格別の1日の給餌量の目安
給餌量はフードのカロリーや愛犬の体重・活動量によって変わりますが、成犬のラブラドール(体重25〜35kg前後)では、フードによっておおむね1日300〜450g前後が目安になることが多いです。正確な量は必ず各商品のパッケージや公式の給餌ガイドで確認してください。
与える回数は、成犬なら1日2回に分けるのが一般的。一度にたくさん食べる大型犬は、まとめ食いによる負担を避けるためにも分けて与えると安心です。子犬期は消化器官が未熟なので、1日3〜4回に分けます。
年間フード代とコスパの考え方
たとえば1日350g食べる子で、2kg入りのフードを使うと約6日弱で1袋を消費します。1袋5,000〜7,000円台のフードなら、月あたりおよそ2.5〜3.5万円、年間で30〜40万円規模になる計算です。小型犬とは桁が違うので、ここは正直に見積もっておきましょう。
コストを抑えるコツは、大容量サイズや定期購入の活用です。カナガンやモグワンは定期コースで割引があり、続けるほど1袋あたりの単価が下がります。一方で900gや1kgといった小容量のフードは、大型犬だと消費が早く割高になりがち。同じフードでも大袋があるかを確認しておくと、無理なく続けられます。
ラブラドールレトリバーのドッグフードに関するよくある質問
最後に、ラブラドールのフード選びで飼い主さんからよく聞かれる疑問に、短くお答えしていきます。選んだあとに残る「あれってどうなの?」をここで解消しておきましょう。
犬種専用フードは必要か
結論からいうと、必ずしも「ラブラドール専用」でなくても大丈夫です。犬種専用フードは粒の形や栄養バランスをその犬種向けに調整したものですが、大切なのは記事前半で紹介した4つの基準(タンパク質・脂質と関節・体質配慮・粒とコスパ)を満たしているかどうか。専用表示がなくても、これらを満たす全犬種向けフードなら十分に候補になります。
フードを食べないときに考えられる理由
食いしん坊なラブラドールが急に食べなくなったら、まず体調の変化を疑ってください。元気がない、下痢や嘔吐を伴う場合は受診を優先します。体調に問題がなさそうなら、フードの切り替え時のギャップが原因のことも。新しいフードは今までのものに少しずつ混ぜ、1週間ほどかけて切り替えると受け入れやすくなります。香りが立つよう少し温める、トッピングは足しすぎない、といった工夫も有効です。
アレルギーが心配な場合の選び方
アレルギーが気になるときは、原材料がシンプルで、タンパク源がはっきりしているフードを選ぶのが基本です。穀物が合わない子には穀物不使用(グレインフリー)のカナガンやモグワン、ソルビダなどが候補になります。特定の肉が合わない場合は、単一のタンパク源のフードで原因を切り分けやすくなります。強い症状が出ている場合は自己判断せず、獣医師に相談してから選びましょう。
まとめ:愛犬に合うフードを選定基準から選ぼう
ここまで、ラブラドールのドッグフードを選ぶ基準から、おすすめ7商品、ライフステージ別の考え方、肥満・関節への向き合い方、費用感までお話ししてきました。最後に、選び方の軸をもう一度整理しておきます。
✅ 迷ったときの選び方
- 高タンパクで体格を支えたい → オリジン オリジナル
- 穀物・添加物に配慮したい → カナガン チキン
- 食いつきと体重管理を両立 → モグワン
- これから迎える子犬に → ニュートロ シュプレモ 子犬用
- 肥満・体重管理を優先 → ソルビダ 室内成犬用
- 関節ケア成分を取り入れたい → アーテミス アガリクス I/S
大切なのは、人気ランキングの順位よりも「愛犬の年齢・体格・体質・そして続けられる費用」に合っているかどうか。まずは今の愛犬に一番近い項目から1つ選び、少量から試してみてください。合うかどうかは、便の状態や被毛の艶、食いつき、体重の変化を1〜2ヶ月見れば見えてきます。
4つの基準という物差しを手に入れた今なら、もう「候補が多すぎて選べない」と迷うことはありません。愛犬にぴったりの一袋を、自信を持って選んであげてくださいね。


